2024年8月10日
昨日8月9日は、アメリカが原爆を長崎市に投下して79年目の記念日ですが、長崎市長は警備上の理由でイスラエル大使を招待しませんでした。私は、長崎市長の見識ある選択を強く支持します。二度と原爆の投下を許さないという決意は、今現在世界で生じている虐殺を許さないことによってのみ、本物の決意となると思うからです。
アメリカ大使は長崎市長に抗議して慰霊祭への出席を取りやめ、イギリスやフランスの大使もこれに追随しましたが、現在の世界情勢をどういう視点で理解するかが、私たちに問われています。ガザのパレスチナの人々が4万人近くもイスラエルの爆撃等によって殺されている事実を直視し、これに対して抗議の姿勢を貫くことが今問われています。長崎市長の選択は、唯一の被爆国である日本にとって当然の選択であり、強く共感を覚えました。